ボロネーゼ

mairuru2004-12-19

今日はボロネーゼ。ママが前から作り方を教えてくれたがってた料理。私も大好きだけど、考えてみたらイタリアで食べたことが無い。
玉ねぎとセロリ、にんじんを少しずつみじん切りにして、オリーブオイルで炒め、野菜が柔らかくなったらそこにひき肉を加える。
このひき肉に、ママの秘伝があった。秘伝だからここには書けないケド、確かにそのおかげできれいな色の、ふんわりしたボロネーゼになった。柔らかくするのと、茶色くならないようにするコツらしい。
白ワインを少し加えてひき肉がぼろぼろになって、ワインの水気が飛ぶまでしっかり炒める。とにかくずっと混ぜてなきゃいけない。野菜は、小さい玉ねぎ一つ、セロリの葉っぱに近い部分2本分位と小さいにんじん一つ。それにひき肉300g。そこにトマトピューレを500gと、トマトの缶詰1キロ位を漉しながら入れる。かなりの量になる。それから弱火でことことと、量が2/3くらいになるまで焦げ付かないようにたまに混ぜながら煮る。これでボロネーゼのソースが出来あがり。

パスタはタリアテッレを作る。このパスタ、水を使わない。小麦粉と卵、塩だけでこねる。3色にするために、一つはそのまま、一つはほうれん草、もう一つはトマトピューレを入れてこねる。パスタマシンで延ばして切っておしまい。書くと簡単だけど、作るのは…かなり大変だった。
このボロネーゼは、初めて食べる美味しさ。トマトがたっぷり入ってるから香りが強いのと、ひき肉がママの秘伝のおかげ?で、かなり柔らかくなって、味がしっかり沁みついてた。パスタは結構強いパスタで、コシがあって、卵の香りも良かった。
…ただ、量が多過ぎた。いつものことだけど。今日は娘さん夫婦が来て5人だったけど、パスタに使った小麦粉1キロ以上、卵7個。ソースに使ったトマトは1.5キロ。日本のレストランだったらこれで10人分以上出すに違いない。うん。
更に、メインに鶏肉と豚肉を一口大に切ったものを、白ワインで炒め煮して、ブロッコリーの葉っぱのニンニク炒めと一緒に食べる。これもとっても美味しいから、これもみんなでしっかり食べてしまった。
それから更に、ドルチェ…。一昨日友達とパエストゥムに行った時に買ってくれたリコッタチーズを使わなきゃいけなかったのだ。
というわけで、作るのも疲れたケド、食べるのはその倍、疲れました。美味しいから余計に。ホントに。しかも食べながら、クリスマスの料理の話をはじめるんだもの。クリスマスはこんなもんじゃないみたいで…恐いです。