ヴァレーゼ出発、電車たいへん…

マントヴァ

出だしからたいへんな旅になってしまった。まず、荷造りに時間がかかってホテルを出たのが10時過ぎ。ヴァレーゼの駅のおじちゃんは愛想が悪く(この人に当たりたくないのだけれど…選べない)、列も長くて切符を買うのが精いっぱい。乗り換え情報を聞けなかった。
とりあえずミラノ・チェントラーレまで行けば良いのだろうとガッララーテで降りた。いつもならそこにチェントラーレ行きの電車が来るはず…なのに、接続する便が2時間先まで無い。まだヴァレーゼを出たばかりなのに…もう止まってしまった。
ガッララーテには、ヴァレーゼの駅には無い切符の自販機があった。これがあれば、接続を自分で探せるのだ。調べてみると、ミラノ・ポルタガリバルディ駅からそのままマントヴァに行けることがわかった。ということは、降りてしまった電車にそのまま乗っていたら簡単だった…。ショック。
次の電車が30分後にあったから安心したものの、ポルタガリバルディでの乗り換え時間が数分だから気をつけろと書かれていた。気をつけようと思ったものの…ここはイタリア。こういうときこそ遅れる電車が、しっかり遅れてやってきた。結局、ポルタガリバルディに着いた時には乗り換え電車はいなかった・・・。最初の電車を降りてさえいなければ、ヴァレーゼで乗換えを聞けてさえいれば…なんて考えてもどうしようもない。
仕方なくもう一度券売機を見つけてチェック。でもマントヴァに向かう次の電車はかなり後まで無く、次はチェントラーレから出る電車だった。スーツケースが重いからなるべく楽に乗り換えしようと思っていたのに…今度は地下鉄でチェントラーレに移動。チェントラーレに着いたときにはもう12時半過ぎ、ぐったり。電車は14時過ぎ。駅の待合室でとにかくぐったり。うまくできていれば今頃マントヴァに着いていたと思うとショック倍増。