マントヴァはほこりまみれ

やっと来た電車はゆっくり鈍行。畑の景色がきれいで、真っ赤な花がいっぱい咲いている。やっとマントヴァに着いたときには16時過ぎでぐったり。
駅についてほこりにびっくり。町に植えてある木が出す綿ぼこリで、子供に悪いとテレビで放送していたやつだ。でかいかたまりがそこら中にある。駅はこれだらけ。気をつけて息をしないと入ってくる…。相当長い間動かしていないたんすのうしろよりひどい。

ホテルは駅の目の前の3つ星。現金で払うと40ユーロ(カードだと45ユーロ)。安くて助かるので2泊することに決定。この後のパルマは55ユーロなのです。ユーロが高くて大変(最近のレートは143円くらい、両替屋さんを覗くと150円を越えている)。

早速町を散策。町もほこりだらけ。もう夕方で、博物館とかは閉まっているケド、お店は開いているからにぎやか。しかもこの町、パンや農作物のフィエラ(見本市)をやっている。わーーい♪パンの作り方を教えていたり、サルディーニャシチリア、カラーブリアや…とにかくたくさんの地域の人たちがチーズやサラミ、パン、お酒などを並べて売っていた。レストランにも行きたいからじっくり選んでボローニャの豚の丸焼きを買った。ポスターとまるっきり同じ姿の豚一頭が半分以上スライスされた状態で横たわっている。少しだけスライスして貰ってその近くの公園でおやつに。脂の部分が香ばしく、中まで程よい塩味がついていて美味しかった。ジューシー。残りは明日の朝ごはん。

次はレストラン探し。ここのインフォメーションの人は親切で、レストランリストをくれた上に、マントヴァ料理を出すお店をチェックしてくれた。どこが一番?って聞いたら、どこも一番よと言われてしまったから、自分で見て回って決める。レストランを探しつつ、町歩き。マントヴァは湖に囲まれていて、端っこにあるお城の辺りから湖沿いの散歩道が続いてきれい。自転車で楽しんでいる人も結構いた。
1時間歩き回って6軒見つけ、気になったのは3軒、その中で一番開店時間と場所の都合が良かったお店に決定。開店時間までは辺りのお店でウィンドーショッピング。この町、結構お店も多くて楽しい♪