サレルノ出発、ペルージャへ

フォカッチャ

サレルノからペルージャにはプルマンで5時間、ユーロスターとかを乗り継ぐより安いし、乗換えが無くてスーツケースを運ばなくて済むからかなり楽ちん。朝起きて準備をし、お土産のモッツァレラを買いにラファエロのお店へ。ママとは家でお別れ、階段を下りる間中ずっと手を振ってくれる。ホームステイ中の男の子がスーツケースをバス乗り場まで運んでくれる。こんなことのためにわざわざ早起きしてくれてありがとう。
バスは定刻にちゃんと発車し、順調に進んでいると思ったら、2度目に停まった休憩所で1時間近く出発を待つはめになった。全然バスに帰ってこない人たちが10人近くいたのだ。サービスエリアのバールでコーヒーを飲んだりお喋りしたりタバコを吸っている人たち。途中の休憩なんだから15分位で他の人たちは切り上げてきたのに…帰ってこなかったのだ。運転手さんはクラクションを鳴らす。でも気にならないみたいで、最後の親子は急き立てられながらも堂々と歩いて帰ってきた。狭いバスの中で待っていた人たちはみんな不満げ。
ペルージャに着いたら歓迎の雨。バス停にはいとーさんが迎えに来てくれていた。彼のアパートは街の中心、バス停からは長いエスカレータを上がったところ。とにかく坂が多いからスーツケースを運ぶのは大変。普通の坂ならいいのに、やっぱりガタガタの石畳。雨の中、いとーさんが運んでくれて、着いた頃には汗だく。どうもありがとうございました。