イタリア最初の夜はラビオリ、チョコレートがけ

飛行機が18時半に着いて、ホテルに着いたのは20時頃。興奮していたのでそのまま町に出かける。目指すは私が見つけていたエノテカ
中央駅付近の地下鉄の入り口に行くと何故か閉まっている。他の入り口も幾つか見たけど同じ。ショーペロストライキ)か?と思い、トラムを待っていたおじちゃんに聞いたら地下鉄は開いているといい、示してくれた駅に一番近い入り口は開いていた。タクシーを捕まえる前に聞いて良かった。
イタリアで困ったらとにかく人に聞く私。その方が手っ取り早いし、何より面白い。間違ったことを教えられてもいい思い出になる。券売機の使い方も、地下鉄の駅からの道筋も全て人に聞いて、優しいお姉さんは一緒にトラムに乗って場所を教えてくれた。お陰で殆ど道に迷わずにエノテカを発見。ミラノの人たちが結構優しいのも嬉しい。
お店の名前は”Le Barrique”。ワインバー。暗くて細い路地に一軒ぽつり。メニューを貰って食べたかったラビオリ(ゴルゴンゾーラとチョコレートソースがけ)をすぐに発見。今日はメニューの他にイチゴと野菜、グラーナのサラダがあるといわれた。Granaを辞書で調べたら、北イタリアの方言でパルメザンチーズのことらしい。気になったのでそれも注文。ワインはお姉さんがFaccio io?って言ってくれたからお任せしたら、グラスで頼んだのに新しいボトルを一つ開けて注いでくれた。フルーティなワインでとっても飲みやすい。続いて出て来たイチゴのサラダには甘いバルサミコがかかっていて美味しい。このサラダに入っていた野菜も美味しいし、オリーブオイルも美味。食べたかったラビオリにかかっていたチョコが、ゴルゴンゾーラとぴったりではじめての味。最初の夜からこんなに美味しいものを食べることが出来て超幸せ。お腹いっぱいなのに隣の人たちが食べていたチョコレートケーキが気になっちゃって注文。かなり甘くて濃厚で、一人一つ頼んだから食べるのには苦労したけど、これも美味。でももうお腹いっぱい。これで全部で35ユーロ。素敵なミラノの夜でした。

  • バール Le Barrique Via Anfiteatro, 12 Milano Tel:02-80509260