ITALICON(ICON)のコース
今日はずっとこの間から考え中のイタリアの大学のコースを調べていた。この間奨学金の制度を調べてて、そのまま申し込みしてしまった時から、やる気は満々。奨学金が出なくても受けたくなってきて、毎日ホームページのイタリア語と格闘しているのだ。
ところで、このオンライン大学で、学生は4つの課程を選べる。
- Arti,musica,spettacolo:芸術、音楽、ショーの課程
- Didattico-linguistico:教育学、言語学の課程
- Letterario:文学の課程
- Storico-culturale:歴史と文化の課程
この4つで、それぞれの課程で、どの授業の単位がどれだけ必要かが決まっている。
じゃあ授業はっていうと、こっちは7つの分野がある。
- Antichistica:古典
- Filosofia:哲学
- Geografia:地理学
- Letteratura:文学
- Lingua:言語
- Musica,Teatro e Cinema:音楽、演劇と映画
- Storia dell'arte:芸術の歴史
- Storia e scienze sociali:歴史と社会科学
この7つの分野全部で、確か300個くらいの授業があって(結構充実してる)、上で選んだ課程で決まる授業と、自分で選べる授業をその中から決めて受ける。
授業は、基本的にテキストを読んで自分で勉強して、それから演習問題を行う。最後にも試験が用意されている。そのテストの結果で、自分のその授業に対するポイントが出る。
イタリアの大学には、クレジットという制度があって、ICONも同じ仕組みで、このポイント(クレジット)が180点になると卒業できる。一年で60点取って3年で卒業なのだ。一つの授業の満点が3点だから一年で20個の授業を満点で通ればいい。
一つの授業は、25時間分の学習時間を目安にしてるらしいから、一年で500時間勉強することになる。でも最初はイタリア語力が足りないからもっとかかるんだろうな。仕事を始めたら時間を作るのが一番の課題になりそう。
文学の課程にするか、歴史と文化の課程にするかを決めかねているから、今日は授業の内容を眺めてた。好きな授業が多い方にすればいい!と思ったのだ。
で、受けたい授業や、面白そうな授業、いっぱい見つけました。イタリア語レベルがまだまだの私には相当大変な気がしてきたけど。
たとえば・・・
- ヨーロッパの長編文学
- イタリアの詩の韻律学
- 会話で使われるイタリア語、現在のイタリア語における文体の変化
- イタリアの各地の方言のバリエーション
- 中世の舗装用モザイク
- デザインの世界、自動車から電話まで
- 中世のイタリアの町での日常生活
- 中世のイタリア人の遊び
- 第一次大戦中のイタリア
- イタリアでの宗教生活
- 近代のスポーツ
それぞれ、概要とか、授業の目的を書いたページがあるのだけれど、一日費やした割りにそんなに読めなかった。ウルル。
この調子で授業、進めていけるのかなぁ。がんばれ、私。