ママのお兄さんと弁護士さん

ママのお兄さんの家がとっても豪華で素敵だった。お金持ちらしい。家具とか飾ってある絵とかも素敵だし、でっかいグランドピアノもあるし、キッチンも広くてとても綺麗。カーテンは120年前のものらしいし、ピアノも140年前のものだって言ってた。すごい。カメラを持っていき忘れたのが残念だけど、今度写真を撮らせてってお願いだけはちゃんとしてきた。
その後ママが弁護士さんのところに行くっていうからいとーさんと付いて行った。何でもサレルノで一番の弁護士さんらしい。ここがまたすごかった。かかってる絵はルノアールだし、いくつかの部屋を通って行くとビリヤード台がでーーんと置いてある広い部屋。その奥にまた扉があってそこに弁護士さんがいた。ママが弁護士さんと喋ってる間、私といとーさんは部屋を観察。壁に彼の結婚式の時の新聞記事が飾ってあった。さすがサレルノ一の弁護士だ。結婚式が新聞記事になっちゃうのだ。その横にはナポリ大学の法学部を主席で卒業したって言う証書が。ナポリ大学で主席!若い時からすごかったんだ。とっても素敵なおじさんで67歳らしいんだけどまだまだ現役らしい。帰るときは玄関まで見送りに来てくれた。お金の話をしていたから何の相談なのかとか、弁護士さんに幾ら払うの?とかは聞きたくても聞けなかった…残念。