世界の終わりとハードボイルドワンダーランドに出てくる単語その15

並んだ骸骨を老人が火ばしでたたくところ。
"やかん"がイタリア語版からは消えていた…のは、イタリアには無いからかな。
弁当箱は、"Scatola di plastica(プラスティックの箱)"になっていた…。でも辞書で調べた"Scatola portavivande"だと古いものを指しているみたいだからこうなったのかな。

  • molla:ばね。誘因、動機、きっかけ。(複数で)火ばし、火ばさみ。
  • molle da fuoco:火ばし。
  • allineare:一列に並べる。整とんする、きちんと並べる。調整する、補正する、適正化する。
  • e tenendole nella mano destra incomincio` ad andare e venire davanti allo scaffale sul quale erano allienati i teschi.:それを右手に持って、頭蓋骨が並べられた棚の前を行ったり来たりし始めた。
  • virtuoso:名手。有徳の人。
  • contemplare:凝視する、見とれる、眺める。沈思瞑想する、観想する。
  • Sembrava un virtuoso del violino che contemplasse la sua collezione di Stradivari,….:ストラティヴァーリのコレクションを眺めるバイオリンの名手のようだった。
  • cranico:頭蓋の。
  • scatola cranica:頭蓋骨。
  • risonanza:反響、反応。共振、共鳴。
  • ma avevano ognuna una risonanza diversa:しかしそれぞれの反響は異なっていた。
  • tintinnio:チリンチリン(カチャカチャ)と鳴る音。
  • costernare:愕然とさせる、うちのめす、ひどく傷つける。
  • costernarsi:打ちひしがれる、悲嘆にくれる。
  • Il solo pensiero che anche dopo la mia morte si cercasse di ricavare qualcosa da me mi costernava.:私が死んだ後も私から何かを引き出そうとされるなんて、考えただけでも嫌な気分になった。
  • defunto:亡くなった。失われた、忘れられた。
  • Ma una volta defunto, che mi lasciassero in pace!:しかし死んだ後は、静かに放っておいて欲しかった。