生ハムを食べにパルマへ…

次はボローニャから1時間のパルマへ。お目当てはもちろん、パルミッジャーノと生ハム。駅から10分位のチェントロに行き、インフォメーションを見つけて地図を貰う。途中で出会ったお店で明日会ういとーさんへのお土産の生ハムをゲット。店内にあったパルミッジャーノを見てびっくり。値段が…信じられないのだ。500gのでっかいかたまりが8.3ユーロ。1200円くらい?市場とかではもっと安いものも売っていたもんね。とにかく信じられない。

散策しながらレストランを探したけど、どこも7時か8時にならないと開かない。帰りのフィレンツェ行きが7時半だったから諦めて、開いていたワインバーに入った。でもこれがなかなかの正解。
メニューを見ると、クラテッロ(お尻の部分の肉のプロシュート)とパルミッジャーノの盛り合わせが5ユーロ。サラダは3ユーロ。赤ワインもグラスで注文して、一人で優雅なディナー開始。出て来たお皿はどちらも豪華。こんなにたくさんのクラテッロを日本で食べたら…いったいどんな値段になってしまうのか。しかも大量にパルミッジャーノがついている。もちろんどちらもかなり美味しい。クラテッロは口中に甘みが広がり、溶けるような感じ。

たっぷりのサラダも美味しい。一人でペロリと食べてしまい、他に何か無いかとお勧めを聞いた。Spalla Cotta di San Secondoを勧められる。近くの町のハムだというので注文したら…これまた美味しい。生ハムじゃなく、火の通った豚の肩肉のハムなのだけれど、塩味がちょうどよくてジューシー。大量に出て来たけどこれまたペロリ。大満足。
塩味が続いたので最後はフルーツ。マチェドニアはある?って聞いたら、作ってあげようって言っておじちゃんが作ってくれた。前に友達がサレルノで頼んだときもシロップの無いマチェドニアが出て来たケド、今回も同じ。シロップの代わりに絞りたてのレモン汁と砂糖がついていた。
でもサレルノのお店と違って、ここのフルーツは美味しい。その場で切って盛ってくれた。新鮮なフルーツばかり。ブドウもパイナップルもイチゴも美味しいし、レモンをかけて食べるのがまたさっぱりしていい。最後まで大満足のパルマの夜でした。