食の町を目指して…

モスタルダ

朝ホテルで聞いたら、今晩は部屋があると言われた(明日はまだ謎)。安心して今度はボローニャに出かけた。フィレンツェからは1時間20分位の旅。電車の案内を確かめていたら、フランス人に時間を聞かれた。と思ったら、これがナンパだった。結構しつこくて逃げられず、電車に乗るまでついてきて、とにかく電話をかけてくれと何度も言われた。「Sono sicura」、絶対かけるって何度答えても信じてくれない。まぁ確かに嘘ではあるのだけれど。
ボローニャの駅のインフォメーションは感じが悪くてあまり情報を得られなかったので、ボローニャに住んでいた友達に電話してどこに行けば美味しいものに出会えるかを確認。教えてもらった通りに進むと、確かに両側に八百屋さん、肉屋さんがびっしり並んだ通りが現れた。肉屋さんは特にすごい。色んな動物が丸ごとぶら下がっていて、子豚を買っているおばちゃんがいたりする。私も買いたいケド…どうしようもない。
にぎわっているパン屋さんを見つけ、幾つか買って食べてみたら、これが最高に美味しい。外側は香ばしく、中はふんわり、とても柔らかい。カリカリの小さいパンも美味しい。もう一度出かけて追加購入しちゃいました。
さらに散策していたら、モスタルダに遭遇。食べたかったものの一つ。辞書で調べると、”マスタード入りの果物のピクルス”とある。見た目はジャム。お店の人に聞いたら、お肉かチーズにつけて食べると言われたので、モスタルダを少しとペコリーノを一切れ購入。ちょっとつけて食べたら…不思議な味。単独で食べると何がなんだかわからない味なのだけれど、チーズをつけると美味しくなるのだ。食べたことが無い味。甘いんだけどピリッとする。これ、帰りにお土産に買って帰りたいものの一つになった。でもわかる人にしか無理な味だろうなぁ…。あの人たちなら大丈夫っていう人たちがいるから大丈夫だけどね。→おじょうちゃん、かえるさん、かったさん、わったさん♪
今日はパルマでごはんを食べなきゃいけないから、ボロネーゼは次回。