ブロッコリー料理

サレルノでママから習った料理の一つで、私のお気に入り。ふと検索したら、ここにはレシピを書いてなかった。忘れないためにもメモメモ。
まずイタリアのブロッコリーには2種類ある。日本で食べるみたいな普通のブロッコリーと、葉っぱの部分が多くて花の部分は小さく、味が濃いブロッコリー
普通のブロッコリー(花の部分)ではパスタを良く作り、葉っぱの部分は良くサルシッチャ(ソーセージ)とかの付け合せにしていた。
まずパスタから。
鍋にオリーブオイル、にんにく(ママが手の平でつぶす)、唐辛子を入れて弱火にかけ、そこに小さく切ったブロッコリーをたっぷり入れる。炒めてから更にパスタの茹で汁を加えて結構クタクタになるまで火を通す。横でゆでたパスタを入れて合えるだけ。パスタはオレッキエッテとかの小さいパスタが多かった。最後にチーズのすりおろしを加えることもあったな。パンナ(生クリーム)を入れることも。
これだけなんだけど、とってもとっても美味しい。小さめに切ってクタクタになったブロッコリーが、にんにくの香りをしっかり吸っていて、それがパスタとしっかり絡む。口中がブロッコリーとにんにくの香りでいっぱいになる。あぁ、食べたい。
ところで和食を何度か作ったとき、ママに和食の野菜は固いって言われた。ママは形が崩れるまで火を通すのだ。そういえばポテトやカリフラワーを揚げたときも、一度茹でてから揚げてたなぁ。固いの嫌いなんだろうな。熱いのもだけど(出来立てのスープやパスタを出すと、息子とかが良く文句を言ってた、熱くて食べられないって。私には不思議だったけど)。

次は、葉っぱの方のブロッコリー。こっちは日本では手に入らない。タケのアドバイスだと、菜の花が近いとのこと。確かに香りは違うケド、香りの強さ、苦味っていうのでは一番近いのかも知れない。これはしっかりと洗って水を切ってから、さっと茹でる。そして食べるときに、オリーブオイル、にんにく、唐辛子で味付け。そのときにサルシッチャを合わせたり、食べるときに焼いたお肉を合わせたり。私はこのブロッコリーだけも大好きでよく食べてたケド。
写真はサレルノのレストランで友達と食べたブロッコリーとサルシッチャの盛り合わせ。ちょっとボケてるけど、苦そうな感じ、伝わるかなぁ。。。