今日は肉料理!


ラビオリはでかい!直径7,8センチある。中にはリコッタチーズとモッツァレラチーズがたっぷり。これをママは一人10個作るっていうからがんばって止めて一人7個にしてもらった。今日は8人だから56個…だったんだけど、誰か来るかも…って言って結局70個。それに使うトマトソースに使ったトマトの缶詰は5キロ近い。そこに豚肉の皮を紐で丸めたものを入れてラグーのソースを作る。この豚肉の皮がクリスマスのご馳走の一つらしい。
それから鶏肉丸ごと2羽分。これは中に詰め物をして、一旦茹でてからオーブンで焼く。そのときできたスープで、前に下茹でしておいたチコリとひき肉を入れてスープを作る。これもでっかい鍋にとにかくいっぱいいっぱい。それから山羊肉の料理、2つ。一つは白ワイン煮。もう一つはオーブン焼き。オーブン焼きは上手く行ったんだけど、白ワイン煮は、疲れきってたママが間違えて、私と一緒に作ったリキュールを入れてしまった。出来あがって、私が味見をしたら甘くて発覚したのだ。私には甘辛い味付けで美味しく感じたんだけど、イタリア人は料理に砂糖を使わない。ママ、どうやって甘くしたの?って聞くと、甘い訳が無いって言われる。味見をさせてやっと気づいて、そのとき始めてリキュールを使っちゃったってわかった。白ワインを入れたり、塩を足したり、お酢を足してみたりして甘さを取ろうとしたけど、全然駄目で…私専用の一品になってしまいました。

それからたっぷりのサラダに、私の好きなピセッリ(えんどう豆)にフルーツ。デザートはまたまたカンツォンチェッリだったんだけど、もう一つ作る?って聞かれて…これはしっかり断った。
食べるのはやっぱり大変で、ラビオリはこっそ自分だけ6つにして食べたケド、それでも必死だった。全部美味しかったケド、一番はやっぱりこのラビオリ。モッツァレラが中で溶けて香りがいいし、ママが2日かけて作ったトマトソースもすごく香りがいいのだ。