バチカン

夜が早かったから、朝6時半に皆で起きて準備。今日の夕方母親達は帰って行くから、ローマ観光最後の日。まずはバチカンへ向かう。フロントのおじちゃんに聞くと、今日はタクシーがあるって教えてくれた。呼ぶか？って聞かれたから、駅から乗るからいいって言うと、そっちの方が賢いって言われた。今日はあんまり感じ悪くなかった。イタリア人って、言い争ってもすぐ忘れるって言うけど、ホント、そうみたい。
天気が良かったのもあって、朝のバチカンはすごくきれいだった。やっぱり豪華だなぁって思う。ボディチェックをして中に入る。こんなに寒い日でもガードのお兄ちゃんは外で、やりを持って微動もせずに立ってる。何時間交代なんだろう？

その後は最後の買い物にスペイン広場へ。女4人、皆見たいものがバラバラだからちょっと大変。私は、12月4日に出る結婚式の衣装を探したかったし、かよちゃんは靴やかばんにしか興味が無いし、私の友達は母親へのお土産を探さなきゃだし。何とか買い物を済ませて、ランチへ。今回は前にタクシーの運転手に聞いたお店。…これが…また失敗。ウェイターのおじちゃんの一人がとっても感じ悪いのだ。友達にはセクハラするし、とにかくどんどん頼めってうるさい。席が汚いから座れずにいたら、自分の手で汚れを払ってきれいだって言う。手はしっかり汚れてたケド。
私達は外の席に座ったけど、中も外もお客さんでいっぱいだった。イタリア人も多い。料理は確かにまぁまぁ。ただ、そのおじちゃん一人のせいで美味しく感じなかっただけ。で、私が頼んだ肉料理に、髪の毛が入ってた…。おじちゃんに言うと、最初は気のせいだよと言わんばかりに気づかないふりをしてたけど、ちゃんと目に入るように出してあげたら諦めた。で、同じ料理を作りなおすのかと思いきや、隣のかよちゃんが食べてたパスタを用意するからそれでいいか？って言う。何で料理が変わるのか良くわからなかったけど、同じ料理を食べる気はしなかったから承諾。このボンゴレがまぁまぁ美味しかったからいいんだけど…変な店だ。
最後にレシートを持ってきたときに、チップは入ってないって何度も念を押してきた。友達は体を触られてるし、どう考えてもサービスを受けた気はしてなかったから、きっちりチップ抜きで払う。あっちもきっちり数えてチップが無いことを確認する。もうちょっと味が落ちてもいいから、気分良く食べられるお店がいいなぁ。