友達の引越し

mairuru2004-10-31

今日は夏から同じ学校に通ってるゆっこの引越。
彼女は夏からずっと知り合いの家でホームステイをしてたんだけど、これがとっても遠い山の上にある。バスで片道30分、渋滞すると1時間かかる。学校に来るのに丁度いいバスも無くて、いつも15分位遅刻する。帰りは夜10時のバスが最終で夜遊びも出来ない。
イタリア人と出会いたい、イタリアで結婚して仕事したいっていつも言ってるから、皆に山の上にいたら知り合えないわよ、降りておいでよ!って言われつづけてた。今回やっと決心して、12月半ばまで学校の手配するアパートで暮らすことにしたのだ。
アパートは私が暮らしている建物に決まった。私が住んでいる家が4階、彼女が借りる部屋が2階。彼女は長い間暮らしているから荷物が多くて、一部を金曜日に持って来て私の家に置いてあった。今日も一往復じゃ運びきれないっていうから手伝うことにした。
朝11時頃に下にやってきたから家に置いてあった彼女の荷物を持って行ったら、同じ山の上に住んでるアメリカ人の女の子が一緒に来ていた。荷物運びを手伝ってあげてたのだ。彼女が住む2階のアパートは個室が3つと、居間、キッチン、バス・トイレ。彼女が使う個室以外は学校のスタッフが鍵をかける。汚されたくないのかなぁ?良くわからないけど、他のアパートも同じ。使わない部屋は鍵をかけてしまう。
ちょっと片付けたりしてから、3人で12時のバスで山の上に戻る。まだまだ荷物があるのだ。夕方5時に山から降りるバスがあるからそれで3人でまた荷物を運ぶ。今日は日曜日だからバスが少ないのだ。それまでの間、皆でランチを食べて、ゆっこは荷づくり。スーツケース二つ分と、更に紙袋二つ分、かなりの荷物だった。アメリカ人の女の子も荷物運びを手伝うわよって言ってたんだけど、彼女は彼女で今日は泊まりで出かける予定があって、寝袋まで担いでたから手伝えるような状況じゃない。道路を歩く分には何とかなったけど、階段とか、バスの昇り降りは大変だった。スーツケースも紙袋も重いんだもの。缶詰とか野菜まで入ってたし、うちのママがゆっこにお願いしてたハシバミの実もたっぷり。彼女自身の荷物もすごい量。聞くと、イタリア人と結婚してここで暮らすつもりだったからいっぱい持ってきたって言う。それで体重計からやかんから…たっぷり船便で送ったらしい。すごいなぁ。
やっと彼女の家に荷物を運び入れたときには皆ぐったり。アメリカ人の女の子はすぐに出かけなきゃいけなくてしんどそうに出かけて行った。私も家に帰ってちょっと休む。でもその後、小さな引越祝いをやることにしていたからすぐに彼女の家に行かなきゃいけない。同じ学校のもう一人の友達ゆみと、彼女の知り合いでローマでイタリア語を勉強している女の子ちはるがやってくるのだ。
ゆっこが作ったポテトサラダとおつまみでお祝い。私が買ってきたワインが二本にビール。ゆみとちはるは全然飲まないから、私とゆっこがほとんど飲む。ゆみたちも疲れてて10時頃には帰っちゃったけど、その後で私のステイ先の息子セルジオとその彼女のベネデッタが遊びに来てくれた。二人ぼっちだったからちょっと嬉しい。残ってたワインを飲みながらおしゃべり。
セルジオたちが夜遊びに出かけて行って、私も帰ろうかなと思ったらゆっこに散歩しようよって言われた。山から降りてきたんだからやっぱり夜遊びしたいのだ。二人で一番にぎわうヴィアローマ(ローマ通り)に出かける。
私の好きなBARに入ってお酒を飲み始める。しばらくするとイタリア人の男の人達が声をかけてくる。お酒を飲みながら喋り始める。と、他のグループの人も声をかけてくる。日本人だから目立っちゃうのかな。で、私とゆっこはそれぞれ別のグループに入って喋り始める。途中から何故か踊り始める。ゆっこの家で飲んだワインとビール、ここで飲んだジンとウィスキーが混じってる上にたっぷり踊って酔いはどんどん回る。ふらふらしながら混雑したお店の中で踊ってるからいろんな人にぶつかっちゃった。2時を過ぎてやっと帰ったときにはふらふら。明日はお昼まで寝ちゃうんだろうなぁって思いながら帰った。ゆっこは夜遊びを満喫して大満足。私は…ちょっと飲みすぎ。。。明日は何も出来ない一日になりそう。