ピエモンテへ…

トリノのアグリツーリズモ

寝坊しちゃったから、授業は諦めてインターネットポイントへ。今週末はピエモンテに行きたいから、アグリツーリズモを予約しなきゃいけない。
検索しながらいくつか電話をかけてみたけど、なかなか空いているところがない。やっとトリノ近郊のアグリツーリズモが予約できたから、今晩はそこに決定。ヴァレーゼからは4時間半の電車の旅です。

トリノから1時間で着いた駅から、さらに小さな電車に乗り換えて10分。3両編成の小さな電車で、この電車が今までで一番きれいで乗り心地がいい。
駅から電話をかけて迎えに来てもらう予定だったのに、着いたら既にお迎えの男の子が待ってくれていた。21歳の男の子。若いっていうと、もう大人だと怒ってしまうのがかわいい。着いたところは山の中。周りの高い山はまだ雪が残っている。小鳥がさえずり、お部屋もきれいでかわいい。2年前に作ったばかりで、この山の木で建物も家具も作ったものだという。なかなか素敵なアグリです。

バーニャカウダ最高♪

ここは普通のレストランみたいに、自分でメニューを選んで注文する。ちなみに金曜日の今日、宿泊客は私だけ。一人だと思うと少し緊張してしまうけど、ちょっと時間が経ったら他のお客さんが来てホッとした。
まずは食前酒。チェリーの香りのお酒とジュース、どっちがいい?って聞かれて悩んでいたら、両方くれた。香りが良く、甘い。その後のワインはおにいちゃんにお任せ。少しフリッザンテのアグリっぽいフレッシュな赤。
前菜は、ペペローニ(パプリカ)のクロスティーニのバーニャカウダソース。パンの上に焼いたパプリカを載せ、バーニャカウダソースがたっぷりかかっている。このバーニャカウダがとても香りがよく、甘いパプリカと香ばしいパンにぴったり。こんなに美味しいバーニャカウダは初めてでした。

次はパスタ。ローマでも食べたアンニョレッティ(肉が詰まったパスタ)。これまた美味で、しょっぱくて少し酸っぱいソースが美味しい。
メインはここで育てているルマーケ(エスカルゴ)。臭みが無くてニンニクのソースが美味しい。ここのシェフのお兄ちゃん(って言っても私より二つ年下)、ソースが上手い。グリッシーニも美味しい。
最後はドルチェ。お勧めのチョコレートプリンは、濃厚で苦味が効いていて美味しかったです。大満足ディナーでした。