初NEXで成田へ…

チョコソースのラビオリ

朝8時半ごろのNEXに乗って成田へ向かう。いつもより余裕を持って家を出たのに、スーツケースのせいで駅に着いたらギリギリ。ちょっと焦った。乗ってから、JALが第一か第二だかを忘れ、友達にメールして確認。手前の第二でした。友達は乗換えがギリギリになってスーツケースを持って階段を駆け上ったっていう。チンタラ運んでギリギリになった私とは全然違う。
空港で当初使う現金の両替をしようとレートをチェック。銀行によって、結構違うのに驚き、一番良かった三井住友で両替。ここだと145円台、悪いところだと149円弱。このレートはイタリアで替えるのと比べてもいいかもしれないと、ちょっと多めに両替した。

ACミランの卵たち…?

スポーツ選手みたいな若者がいっぱいいるなぁと思っていたら、コーチみたいなおじちゃんがACミランのジャージを着ていた。どうしても気になって降りるときに話しかけたら、サッカー選手だった。選手って言っても高校生位の子供たちと、おじちゃんが数人。子供のリュックにはたしか、"ミランジュニアキャンプ"と書かれていた。日本まで試合にでも出かけていたのかしら…?

ミラノマルペンサから中央駅へ

ホテルは中央駅から徒歩数分のところを予約していたから、空港からはマルペンサシャトルに乗った。5ユーロで50分くらい。バスから見える景色はまだ冬。桜や梅みたいなピンクの花の咲いた木をチラホラと見たけど、それ以外は枯れ木が多い。イタリア人は皆冬の装いで、まだコートを着ている。私たちは春の装い。夜の7時頃で途中で見た気温は14度。コートを着るような気温じゃないし、そんなに寒くないからちょっと不思議。
ホテルはすぐに見つかったし、きれいでサービスもよい。今回唯一の4つ星だけれど、インターネットで予約したら安かったのだ。お風呂がある部屋は+25ユーロだと言われたから諦めた。私達、料理にお金をかけたいんだもん。

イタリア最初の夜はラビオリ、チョコレートがけ

飛行機が18時半に着いて、ホテルに着いたのは20時頃。興奮していたのでそのまま町に出かける。目指すは私が見つけていたエノテカ
中央駅付近の地下鉄の入り口に行くと何故か閉まっている。他の入り口も幾つか見たけど同じ。ショーペロストライキ)か?と思い、トラムを待っていたおじちゃんに聞いたら地下鉄は開いているといい、示してくれた駅に一番近い入り口は開いていた。タクシーを捕まえる前に聞いて良かった。
イタリアで困ったらとにかく人に聞く私。その方が手っ取り早いし、何より面白い。間違ったことを教えられてもいい思い出になる。券売機の使い方も、地下鉄の駅からの道筋も全て人に聞いて、優しいお姉さんは一緒にトラムに乗って場所を教えてくれた。お陰で殆ど道に迷わずにエノテカを発見。ミラノの人たちが結構優しいのも嬉しい。
お店の名前は”Le Barrique”。ワインバー。暗くて細い路地に一軒ぽつり。メニューを貰って食べたかったラビオリ(ゴルゴンゾーラとチョコレートソースがけ)をすぐに発見。今日はメニューの他にイチゴと野菜、グラーナのサラダがあるといわれた。Granaを辞書で調べたら、北イタリアの方言でパルメザンチーズのことらしい。気になったのでそれも注文。ワインはお姉さんがFaccio io?って言ってくれたからお任せしたら、グラスで頼んだのに新しいボトルを一つ開けて注いでくれた。フルーティなワインでとっても飲みやすい。続いて出て来たイチゴのサラダには甘いバルサミコがかかっていて美味しい。このサラダに入っていた野菜も美味しいし、オリーブオイルも美味。食べたかったラビオリにかかっていたチョコが、ゴルゴンゾーラとぴったりではじめての味。最初の夜からこんなに美味しいものを食べることが出来て超幸せ。お腹いっぱいなのに隣の人たちが食べていたチョコレートケーキが気になっちゃって注文。かなり甘くて濃厚で、一人一つ頼んだから食べるのには苦労したけど、これも美味。でももうお腹いっぱい。これで全部で35ユーロ。素敵なミラノの夜でした。

  • バール Le Barrique Via Anfiteatro, 12 Milano Tel:02-80509260