ニコンサロンと煎酒とうどんと写真展

セミナーは夕方なので、いったん外に出て散歩。今日のもう一つの目的、彼のニコンを掃除に出しに、銀座のニコンサロンへ。

掃除には1時間かかるってことだったので、カメラを出してさらにもう一つの目的、煎酒を買いに三河屋へ。小さいお店でなかなか見つけられなかったけど、母親に送る分と自分の分、日本の煎酒をゲット。どんな味かなぁ‥。

まだ少し時間があったので腹ごしらえ。新橋駅近くの四国の物産館でさぬきうどん♪
値段は安かったケド、量も少ないし、うどんが柔らかすぎて‥少し微妙。普段食べてる群馬うどんのこしが強過ぎるのかなぁ‥。でも、ちょっとざんねん。

で、またまたニコンに戻ってカメラの受け取り。たくさんゴミがあったらしい。1000円できれいに掃除してくれた♪
下に降りたら、父の日記という写真展をやっていたので少し見学。でもこれが‥写真家の人のお父さんが亡くなるまでつけていた日記の写真が並んでいて‥読むにつれて涙が‥。
几帳面な人で、最初の方の日記はその日の朝昼晩の気温から、出来事からとっても丁寧に書かれている。でも、認知症の症状が出て来てからは、文字が読みにくくなったり、日記があんまり書かれていなかったり。
そんな日記にどんどん出てくるようになる言葉が、”毎日がつらい”という言葉。ほとんど読めない字だらけの日記の中で、これだけが読めたりする。人に迷惑をかけたくないっていうことも良く書かれている。
自分の字が読めないとか、ぼけている自分を自覚している記述とかも多く、それでも家族のことを覚えておこうと年齢を書き出してみたり、漢字の練習をしていたり。
とにかくいろんなことが伝わってくる日記だったのだけれど、その中で強く感じたことの一つが、人と接することがあるときと無いときの違い。寂しそうで、つらいっていうことが強調されている日と、誰かが訪ねて来てくれて急に元気になった日。
それを読んだら、おばあちゃんに手紙を出さねば、って思いました。

あんまり時間が無かったし、涙が止まらなくてあんまり読めなかったりしたから、もう一度見たいです。