半島を出よ

文庫本になってたから買ってきて、帰省の時に上巻を、帰ってきてからすぐに下巻を読んだ。久々の村上龍。とっても面白かった。でも、何度も背筋がぞっとした。怖かったよーー。
最初が怖くてとにかく大変だったのだけれど、話が進むにつれ、いろんな登場人物の視点で語られる物語の先が知りたくなって止まらなくなっちゃった。最後の方は半分斜め読みだから、もう一度、じっくり読まなきゃだ。
文庫本の上巻は、2ヶ月ちょっとで第4版、でも下巻はまだ第1版。上巻が終わったら、すぐに続きを読みたくなってうずうずしたのだけれど、みんなその前に止めちゃうのかなぁ…。ちょっと不思議。確かに分厚い本ではあるケド。

もう一冊、ニールケアリーシリーズの最終巻も読んだケド、こっちは薄くてあっというまに読了。締めくくりってこんなものかなぁ。楽しかったケド、あんまり何も残ってない感じがざんねん。