鯨賓館

フェリー乗り場に荷物を預け、鯨賓館(げいひんかん)にある鯨博物館を見物した。鯨漁の道具とか船団の写真、でっかい鯨の模型や剥製が置かれていた。見送りの人が来てくれたのであんまりじっくりは見られなかったケド、結構面白い。でも鯨漁をしていた島の人は来ないから、親戚の人たちにここを見た人はいなかった。入ってもガラガラ…。
これはザトウ鯨のひげ。長須クジラの大きいものだとひげの長さが2-3mにもなるらしい。歯が無い鯨だから、このひげが歯の代わり。


これはろくろ。鯨を引き上げるのかと思ったら、鯨の皮をはぐのに使うろくろだった。鯨ってでかい。

こっちはろくろを使う様子。血まみれになっている海岸を見て、鯨やいるかを食べられなくなったっていうおばちゃんの話がよくわかる。

父親のお兄さんは中学を出てからクジラ漁に出ていて、南極や北極に鯨をとりに行っていた話を何度も聞かせてくれた。マイナス45度でも半そでで作業していたらしい(ウルトラマンセブンに出てくる人たちはマイナス140度でも寒がりながら動いていた)。もりを打つ人はたくさん亡くなっているらしい。大変な仕事だったんだなぁ…。