オーロビアンコ探しの旅

まずは一度行ってみたかったセレクトショップのDieci corso como(ディエチ・コルソ・コモ)に出かけた。小雨の中、お店を発見して入ってみると素敵な中庭。お店もお洒落でお客さんもお洒落。ミラノに来たっていう実感が沸いて来た。
歩いていたら、次は素敵なパン屋さんを発見。かなりのお客さんが入っている。名前はPrinci。ゴマのパンとピザを買ったケド、友達が気に入ったのは試食に出て来た焼きたてのフォカッチャ。美味しい。でもね、でもね、フォカッチャを食べるべきはやっぱりナポリサレルノだよ!って、説明したいけど、感動してる友達になかなか説明できない。いいのだ、後でもっと美味しいのを食べさせてあげるよ。
友達がブーツを買った靴屋さんでジェラテリアを尋ねたら、インターネットで見つけていたフルーツジュースのお店を教えてくれたから、ジェラートじゃなくてジュースを注文。イチゴがたっぷり入ったミックスジュースは新鮮で美味しかった。
次は、散策しながらオーロビアンコのお店探し。ミラノ近郊にある工場に問い合わせたら、セレクトショップの住所を一つ教えてくれたのだ。またまた人に道を聞いてトラムに乗ったら今度は失敗。おじちゃん、かなり遠くに行くトラムを教えてくれた。最初の場所から歩いた方が近かったかもだけれど、とにかく方向音痴が二人だからどうしようもない。今度は地図と通りの名前を見比べながら自力で歩いて何とか到着。でも人がいなくてドアは閉まっている。時間は15時ちょっと過ぎ。扉を見たら午後は15時〜と書かれていたからブザーを押したら、奥から日本人女性が出て来た。一人でやっているからお客さんがいないときは奥で仕事をしているらしい。とにかく開いてて良かった。
喋るうちにたくさんのオーロビアンコを見て、次々と色んなことを教えてくれる。オーロビアンコなんて知らなかった私も、沢山見るうちに欲しくなって一つ購入。友達は…幾つ買ったっけ?かなりの量になっていたし、かなりの時間お邪魔してしまった。でも友達の目的が一つ達成できたし、いい人と出会えて大満足でした。