恐かった…

夕食は友達の持ってた本に載ってた、駅の裏側のお店に行くことにした。歩いて行ける距離だけど、駅の裏ってことでちょっと不安。タクシーに乗ろうかと思ったらすごい行列で、とりあえず歩いてみようと歩き始めた。これがまたまた失敗。
駅の裏はやっぱり恐いのだ。寝てる人達がいっぱいいるし、暗いし、人があんまり通らない。前を歩いてたイタリア人に道を聞こうとしたら、警戒して逃げていく。2人で固まって早足で歩いて、レストランの近くに行ったらやっと明かりが見えてきて、人通りも出てきた。そのゾーンにはお店が幾つもあった。で、お目当てのお店に入ったら、人がいっぱい。聞いたら予約してないと入れないって言う。折角ここまでがんばったのに。近くのジェラテリアのお姉ちゃんに美味しいレストランがないかって聞いて、教えてもらったお店に入った。メニューがあんまりわからなくて、お兄ちゃんに説明を求めるんだけど、笑うばっかりであんまり説明してくれない。どれが美味しい?って聞くと笑うし、じゃあどれがお勧め?って聞くと笑う。…食事はまずまずだった。豆のスープはまぁまぁ美味しかったケド、それ以外はイマイチ。
と、隣のイタリア人カップルの女の子がピザを注文してたんだけど、ピザが来て、一切れ食べるなり、食べるのをやめてしまった。まずいから取り替えてくれって言う。違うピザに代えるのかと思ったら、運ばれてきたのは同じピザ。で、今度は美味しいって言って平らげてしまった。私から見たら、違いは全然無いように見えたんだけど。どっちかっていうと後のピザは少し焦げてたくらい。まずかったら取り替えてもらうものなんだぁ、って学んだ。学んでも、真似は出来ないけど。
帰りはどうしてもタクシーで帰りたくて、お店で頼んだ。…が、タクシーがつかまらないって言われてしまう。すぐ近くにタクシー乗り場があるからそこで待てって言う。もし道に迷ったらすぐに戻っておいでって。仕方なく2人で歩き始める。確かに簡単に見つかったケド、タクシーが来る気配は無い。バス乗り場が近くにあったから、バスの切符を買おうと思ったけど、近くにタバッキ(たばこ屋)は見当たらない。バスの職員みたいな人がいたから、どこで切符を買えるかって聞いたら、目の前に切符を買う機械が置いてあった。…が、壊れてる。他には無いって言われた。駅に帰りたいっていうと、数駅で着くから切符無しでも大丈夫って言われた。職員がキセルを勧めるなんて。。。ちょっと恐いけど、ここでタクシーを待つ方が恐いから、バス停に向かってバスに乗る。夜のバスは感じ悪い人ばっかりで…やっぱり恐かった。うぅーーん、ディナーはやっぱり観光客がいるような場所に行かないと駄目みたい。タクシーは来ないし、変な人ばっかりなんだもの。