接続法の勉強

今日は坂本文法で接続法の勉強の続き。用法が細かく書いてある。接続法っていうのは、
「(私は)彼女はマルコの友達だと思うよ」
って言うような文で使われるもので、事実ではないこと、はっきりしないことを伝えるときに使う動詞の変形だ。
この文には二つの文で成り立っていて、私が思うっていうのが主文で、彼女はマルコの友達である、っていうのが従属文。主文の動詞は普通の変形の直説法って言う形になる。で、彼女がマルコの友達かどうかは確かではないから、この従属文の動詞が接続法になるのだ。
と言うことで、主文には、”思う”とか”信じる”とか、意見を伝える動詞がくる(他にも期待とか願望とかあるけど)。何となくわかったから、変形を覚えて使い慣れればいいかなって感じ。

で、注釈に面白いことが書いてあった。確信がある場合は直説法になるって書いてある。接続法って言うのは疑いを表現するのだ。たとえば”essere certo”って言う表現があって、これは”〜は確かである”って言う意味だけど、これに”non”(否定語)がつくと、”〜はわからない”って言う意味になって疑い表現になる。つまり、”non”が無ければ後ろは直説法、あれば後ろは接続法になる。うん、それはわかる。
例文を引用すると…

”Sono certo che suo zio abita in Francia,
ma non sono sicuro che abiti a Parigi.”
”彼のおじさんがフランスに住んでいることは確かなのだが、パリに住んでいるかどうかは良く知らない。”
(sonoはessereの変形、cheは従属節をくっつけるもの、suo zioが彼のおじさん、Franciaはフランス、Parigiはパリ)

カンマの前の文も後の文も従属節の主語は彼のおじさんで同じなのに、住んでいるって言う動詞の変形は、前半は”abita(直説法)”で後半は”abiti(接続法)”。ふぅーーん。。。

…って感じで、説明されればわかるんだけど、こんな使い分けできるようになるのか、とってもギモン。先は長いなぁ。。。