やっぱり寝に来るねこ…

ねこ(ミルク)

前に実家にいたとき、ミルク(猫のお姉ちゃんの方)が私が寝ている部屋(妹と二人で寝ている)にやってきて一緒に寝てた。夜中にガリガリとドアを叩くから私がドアを開けて入れてやり、朝出たくなるとまたガリガリするから出してあげてたのだ。私がそんなことをしてたから、癖が付いたみたいで、私がいない間も妹のところで寝ていたらしい。
昨日は2ヶ月ぶり。私が居間を出るとき、猫はエアコンの下で寝てた。エアコンを切ってちょっと寒くなった頃、2階の私たちの寝室に上がってくるのだ。ドアを開けてあげなきゃいけないから(開けっ放しだと寒いし、猫用の小さなドアなんてないし)、本を読みながら待ってみたけどなかなか来ない。諦めて寝た2時頃…がりがりがりがり…音が聞こえた。
寒いなぁと思いながら、布団から出てドアを開ける。するすると入ってきて、取り敢えず部屋を一周する。私も布団に入る。と、足元の布団と毛布の間に器用に入ってきて、人の足に体を摺り寄せて寝てしまう。可愛いし温かい♪
朝、いつもなら6時とか7時には目を覚まして外に出たいと騒ぎ出すこの子、なぜか今日はおとなしく寝ていた。代わりに下で騒いでいたのはうちの父親。ミルクがいない、って騒いでるのだ。寝てる私にも声は聞こえるケド、わざわざここにいるよっていうのも面倒。布団にくるまって寝続けていたら、その父親が私が寝ている部屋まで入ってきて、布団の中にいないか探って出て行った。それから下で居なかったって言ってるのが聞こえた。いるのに…と思いながらもまだ起きられない私。
9時過ぎにやっと起きて下に降り、説明した。猫の相手も人間の相手も大変なのだ。

今日は両親と外出先から帰ってきたら、玄関にミルクがごろんと寝ている。母親いわく、出迎えているのだという。確かに、一度部屋に入ってまた玄関を見たときには、もうそこには居なかった。ゴロゴロと寝転ぶのが彼女の出迎え方なのだ。