フィレンツェの夕焼け

ピッティ宮殿を見物して、メディチ家の人達の豪華さを堪能してから、夕焼けを見に丘までタクシーで出かけた。と、このタクシーにぼられた。最初から7ユーロになってて、文句を言ったら今日は日曜日だからだとか言って、他の話を始めてしまう。それ以上文句を言わせないようにするのだ。しかも車を止めたときに更に値段が加算された。こんな短距離でこんなに払うことはまず無いからちょっと腹が立つ(後で他のタクシーに乗ったら普通の値段だったし…)。丘の上にはタクシーがほとんど来ないから待ってるって言われたケド断った。困るのはわかってたけど、あんなおばちゃんにボラれるのはちょっと気分悪いんだもの。
丘の上からの景色は最高。ここに来る直前に私が買い物したせいで、夕焼けが終わる直前、ギリギリのタイミングだったけど、きれいに夕焼けが見えた。ドゥオーモの向こうに夕陽。素敵な景色。写真撮影は難しかったケド。。。
で、帰りは案の定大変だった。ホントにタクシー来ないし、バスもなかなか来ない。とっても寒い。かなり寒い。やっと来たバスに乗ったら反対向きで、どこに進むか良くわからないから変なとこで降りちゃった。
それでもレストランが開く時間まではまだ1時間あって、ぶらぶら歩きながらレストランに向かう。イタリアのレストラン、8時頃からしか開かないんだもの。一日外で見物してると時間をつぶすのが結構大変。BARに何度も入るとお腹ぱんぱんになっちゃうし、美術館とかばっかり眺めてても飽きちゃうし。買い物ばっかりしてても足が疲れてしまう。皆どうやって過ごすのかなぁ。
時間を潰しきれなくて、っていうか寒過ぎて、開店時間よりちょっと前に入れて貰った。ランチと同じお店に、またまた一番乗りだからしっかり覚えてくれてる。変な日本人だって思われただろうなぁ。美味しいディナーを頂いて、ハウスワインの赤もおいしく頂いて、気分良くホテルに帰りました。