世界の終わりとハードボイルドワンダーランドに出てくる単語その57
世界の終わり。冬の訪れが近づき始め、冬の恐ろしさを老人から聞くところ。
- nembo:雨雲、黒雲、乱層雲。大群、大勢、おびただしさ。
- si affacciavano spessi nembi:ぶあつい雨雲が出てきた。
- bruscamente:荒々しく、無作法に、乱暴に。だしぬけに、いきなり。
- se n'era andato troppo bruscamente:あまりにも突然去ってしまった。
- candeggina:(しみ抜き用の)漂白剤(液)。
- se fosse stato messo in candeggina:漂白剤の中に浸けられたみたいに。
- membrana:膜。羊皮紙。(音響装置の)震動板。
- come un'invisibile membrana:見えない膜のように。
- ermeticamente:密閉して、難解に。
- Ogni cosa si chiudeva ermeticamente nella sua conchiglia per proteggersi, avvolgendosi in una sorta di completezza.:すべてのものが自分を守るための殻の中に完全に閉じこもり、ある種の完璧さにくるまれていた。
- rigonfiamento:ふくらむこと、膨張、腫れ。
- con un alto rigonfiamento nel mezzo:真ん中が大きく膨らんでいた。(こんな、conの使い方を覚えたい。特定されていないから不定冠詞)。
- ruvido:ざらざらした、粗い。ぶっきらぼうな、荒っぽい、粗暴な。仕上げの雑な、荒削りの。
- tatto:手触り、感触、触覚。機転、機知。
- morbido al tetto:手触りの柔らかい。
- Era di ruvida lana sgradevole al tatto:それは荒っぽいウールのもので、ひどい手触りだった。
- macigno:(道路舗装用、碾き臼用の)丸石、玉石。石、岩。
- pesava come un macigno.:岩のように重かった。
- impacciare:(動きを)妨げる、邪魔する、思うように動けなくする。どうしてよいかわからなくさせる、困らせる、悩ませる。
- il suo peso, finche non mi ci fossi abituato, mi avrebbe impacciato nei movimenti:慣れるまでは、自由に動けないほどの重さだった。
- impenetrabile:貫通できない、入り込めない。…を通さない。受け付けない(a)。不可解な、得体の知れない。
- ermetico:密閉した、密封した。難解な、かい渋な、なぞめいた。(中世および現代の詩の傾向である)エルメティズモに属する。
- Ne garantisce la chiusura ermetica.:完全にぴったりと閉じている。
- rimpianto:哀惜、嘆き、悔恨。
- Ha dei dubbi, delle contraddizioni, dei rimpianti, delle debolezze.:あなたには迷いや矛盾があり、哀惜や弱さもある。